MF・UF膜装置非常用浄水器
排水利用
井戸掘削
井戸改修
国内での使用実例





●除鉄装置の必要性
自然水は決して純粋な水ではなく、数々の不純物を含んでいます。天然の雨水でさえ大気中の塵埃や無機塩類、酸素、窒素、炭酸ガス等を溶解し複雑な水に変化しています。ましてや地下水はその地質や環境によって各種鉱物等や有機物を大量に含んでおり、そのまま産業用水や飲料水として使用すると、種種の障害の原因となることがあります。特に堆積性地層の地域では鉄やマンガンを含む場合が多く、用途によって次のような障害を引き起こします。
@ 沈殿物による製品の汚染や精度の低下を引き起こす。
A 染色、皮なめし、製紙その他の変色や着色斑点の原因となる。
B 沈殿物が生じ配管等を閉塞させたり熱効率の低下をきたす。
C イオン交換樹脂をコーティングし、軟化装置や純水装置の性能を低下させる。
D 飲料水として不適当で許可されない。




井戸水の中の鉄は一般的には重炭酸第1鉄として存在しています。重炭酸第1鉄は次亜塩素酸ソーダのような酸化剤を混ぜると、ただちに酸化されて水酸化第2鉄となって析出します。水酸化第2鉄は濾過によって除去されます。マンガンも鉄と同様、酸化・析出させて除去します。





この装置は比較的低濁度の除去に適しいます。なお、適当な前処理を行うことにより相当な高濁度の水も処理することができます。





河川水、雨水の濾過、プールの濾過、廃水処理の仕上げ処理など幅広い用途をもった濾過装置です。



水の高度処理の前処理として、あるいは廃水処理の仕上げ処理として幅広い使い方が可能です。